人事・組織コンサルからプライベートエクイティファンドに転職するためには?

人事・組織コンサルからプライベートエクイティファンドに転職するためには?

プライベートエクイティ転職ケース:アクセンチュア、デロイト、PWCなどの総合コンサル(人事・組織領域)からPEファームへ転職するには、どうすれば良いのか。Strong Career講師陣の見解を述べます。

外資系人事・組織コンサルタントからの質問:組織コンサルからプライベートエクイティファンドへの転職

2014年3月に早稲田を卒業し、某外資系ファームにて3年間人事・組織コンサルに従事してきた者です。将来はPEで活躍したいと考えております。

最速かつ実現可能性が高い状態でPE(プライベートエクイティ)に転職したい場合、過去の職歴・経歴を踏まえると、どのようなキャリアを歩むのが最適でしょうか。

次はMBA(今年出願)か戦略コンサルを考えており、悩んでおります。又、MBAの方が良い場合、PE転職を視野に入れたお薦めの学校はどこでしょうか。

Strong Career講師からの回答(元PEファンド経験者):プライベートエクイティ転職に人事・組織コンサルは有意義だが不十分

例えば、東大医学部を卒業され、医者として働いていた方が、マッキンゼーで数年過ごしてPEに転職をする場合、金融機関でバイトしてた方が会社の人に評価され、大手米系投資銀行で数年働き、プライベートエクイティ転職を遂げた場合、弁護士としてニューヨークで活躍していた人が、20代後半でプライベートエクイティに転職された場合など、こういうケースはたくさん見たことがあります。

人事・組織コンサルからPEは、残念ながら聞いたことがありません。コンサルからくる人は、大抵マッキンゼーかベイン、ボスコンのいわゆるMBBです。別に前職が直接的にPEにつながらなくても、とびぬけた潜在力で全く関係ないバックグラウンドから入ってくる人もいますが、Narrow Pathであることに変わりはないでしょう。

貴方のケースで言いますと、3つのキャリアパスが考えられます。
まず、MBBや大手外資系投資銀行の投資銀行部門のM&Aチームで、PEファームがアソシエイトとして雇いたがる典型的スペックのチェックボックスを満たしにかかるアプローチ。
2つ目は、上記のような転職が難しければ、一発奮起して海外MBAのトップスクールの一角に食い込み、転職力を増した上で、MBBの一角に入り、PEを目指すケース。
3つ目は、いちいち回り道せずに、小規模のPEファームの代表にHPなりリンクドインなり先輩人脈なりを通じてコンタクトし、直談判するケースです。

プライベートエクイティ転職前に留学するなら、20代で早めに留学を

20代後半ですと、MBAを視野にいれているなら次の仕事であと3年かけて30歳で出願するより、今出願されたほうがいいのではないでしょうか。
どこのMBAもいま若返りを図っていますし、卒業後のサラリーは一般的に、28才だろうが33歳だろうが、同水準です。

なお、PEファームも一般的にかなりの学歴社会ですので、アメリカのいわゆるトップ7(ハーバード、スタンフォード、ウォートン、コロンビア、ケロッグ、MIT、ダートマスetc)ないし、INSEADかLBSといったトップスクールでなければ、ディスカウントされる傾向にあります。

PEは、一流のMBAに行ったら入れるというものでもなく、一流のMBAがあった上で、その前職の経験を考慮して採用されますので、くれぐれも「トップMBAにいったらすぐPEに入れる」と誤解なさらないよう、お気を付けください。

色々な選択肢があるかと思いますが、御年齢と御経験を考慮すると、MBAに留学し、PEの機会を伺いながらもコンサルやIBDといったPEに比較的つながりやすいキャリアで数年勤務して基本を学ばれるのがいいのではないでしょうか。
どこのMBAもいま若返りを図っていますし、卒業後のサラリーは一般的に、28才だろうが33歳だろうが、同水準です。

尚、PEファームも一般的にかなりの学歴社会ですので、アメリカのいわゆるトップ7(ハーバード、スタンフォード、ウォートン、コロンビア、ケロッグ、MIT、ダートマスetc)ないし、INSEADかLBSといったトップスクールでなければ、ディスカウントされる傾向にあります。

色々な選択肢があるかと思いますが、御年齢と御経験を考慮すると、MBAに留学し、PEの機会を伺いながらもコンサルやIBDといったPEに比較的つながりやすいキャリアで数年勤務して基本を学ばれるのがいいのではないでしょうか。

人事コンサル経験はプライベートエクイティ転職後に有効なキャリア

MBAなどがあくまでそれ自体が目的ではなくPEに入るためが目的なのであれば、別に落ちても(相当ひどい面接をしない限り)失うものはないのだから、日本で急増した数々のスモールキャップファンドのアソシエイトポジションに一端応募されるのも、悪くないかと思います。というのも、スモールキャップやミドルキャップの日本の会社は、人事制度が頑張っても報われないシステムになっていることが多く、ここにインセンティブ設計するだけで大きく生産性が高まることが多いからです。

また組織カルチャーを変えるために、評価制度を変えたり、カルチャーを創りこむ合宿をしたり、そのためにコンサルを送り込んだりというのは、プライベートエクイティ投資後のオペレーショナルバリューアップの典型的手段ですので、それだけでプライベートエクイティ転職の十分条件にはなりませんが、PEファンド転職後は貴重な財産になっていることかと思います。

なお日本のプライベートエクイティは、投資額が10億や20億のスモールキャップや、100億や200億のミドルキャップが中心です。この規模の会社のバリューアップはガバナンスシステムの構築や、モティベーションの高まる人事制度設計や、優秀な経営陣、ミドルマネジメントチームの採用など、組織や人事制度の作りこみが多いので、組織コンサル・人事コンサルでの御経験はプライベートエクイティ転職後に必ず活きてくると私は思います。

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