ケース面接はコンサル転職志望者の中で最も心配されることが多いテーマです。よくアメリカのMBA向けケースインタビュー対策本や、学生同士のケース面接勉強会などがありますが、その多くはコンサルファームで実際にコンサル採用インタビューをする身で読むと、的外れなものが多いのが実情です。
ケース面接はビジネスの課題を論理的に分解でき、ビジネススクールで習うようなフレームワークがどれだけ身についているのか、思考のスピードを試すのが本来の目的だったはずです。
しかしいまやそのような目的からすっかり離れ、「このケース面接のお題で何がわかるんだ?」という、不適切なケース面接もしばしば出題...