トップMBA留学の是非~外資コンサル・外資金融におけるMBA留学事情
経営陣の大半が、欧米著名MBAホルダー
MBA留学に行くべきか?このような意識を持つ人は多い。目的とタイプによりけりだが、グローバルな友人ベースのネットワークを世界中に作りたい人には、是非お勧めしたい。そして実際、グローバルビジネスをする上で、そこでの人脈は大きくものを言う。
実際のところ、外資コンサル・金融のマネジメント層は大半がMBAホルダーである。そして米国ならハーバード、スタンフォード、シカゴ、コロンビア、ウォートンが主流で、ヨーロッパなら断然インシアード、そしてLBSだ。
別に国内ネットワークでやってこれた一昔前ならまだしも、いまやコンサルも海外進出支援系のプロジェクトが非常に多い。またプライベートエクイティにしても、国内市場が縮小する中、ポートフォリオ企業の海外進出支援がますます増えている。
また外資系で働くのならばニューヨークやロンドンの本社から信任を勝ち取る必要があるが、当然さまざまな国のプロフェッショナルと自然に共同作業し、コミニュケーションすることに慣れている必要がある。そしてこれらの機会を、トップMBAプログラムの留学経験が提供してくれるだろう。
ちなみにGMAT受験者は皆さんの予想に反して年々低下してきている。これは、”中途半端なMBAに行っても意味がなかった”という背景と、別にMBA行かなくても様々なビジネスが出来るご時世だというのと、MBA行ってコンサルティングファームや外資金融に行くというモデルから、とっとと起業するというタイプの人が増えてきたからでもある。
これに対しビジネススクール側も、起業家専門のコースを創るなど、様相は様変わりしてきている。