プライベートエクイティ転職後、独立し自分のPEファンドを創りたくなる理由とは?
パートナーに昇進しても、雇われパートナーと創業パートナーの間には計り知れない格差が存在
プライベートエクイティファームに転職した後、貴方は順調にディールソーシングとモニタリング、エグジットで実績を挙げました。
周囲の社員にもいい人だと認知されており、自分を押してくれるパートナーの御陰でそこそこでディレクターに昇進。
担当した案件がたまたまヒットしたおかげで、次のファンドレイズのタイミングでめでたく若手パートナーに昇進。御年36歳、この歳で有力PEファンドのパートナーになったのだから、自分のキャリアは一丁上がりかも。。。
しかし現実はそうではありません。まず歴史が長くて古株社員が多いPEファームは、古株パートナーも数多くいるもの。中には投資プロフェッショナルの半数以上がパートナーで、実質全員経営陣みたいな会社も世の中には存在します。
するとパートナーに昇進したところで実質的には渡る世間はボスだらけで、貰えるキャリーも一けた台前半%、GPカンパニーの株に至っては、...