コンサルキャリア相談「コンサルの働き方と将来性」

コンサルキャリア相談「コンサルの働き方と将来性」

コンサルはハードワーク?証券会社などは、四六時中動き続けるマーケットについていかなければならないため、睡眠時間が極端に少ないなど、容易に想像できる。しかし、コンサルタントは、自分が関わって いる案件の山場の時だけ徹夜が2日3日続くというような「甘い」イメージしかもてません。実情をご紹介します。

東京大学教養学部 Iさんより質問

私は、外資系コンサルティング会社への勤務を希望していますが、それに関して、2点確認したいことがあります。一つはスケジュール、今ひとつは経済状況とコンサルタントの相関性です。

まず一点目は、所謂仕事の厳しさについてです。証券会社などは、四六時中動き続けるマーケットについていかなければならないため、睡眠時間が極端に少ないなど、容易に想像できます。

一方で、コンサルタントは、自分が関わって いる案件の山場の時だけ徹夜が2日3日続くというような「甘い」イメージしかもてません。私はある程度規則性をもって生活できるならば、睡眠時間が少なくなっても働いていける自信がありますが、実情を教えてください。 

次に、経済状況とコンサルタントの仕事量についてです。一般に、コンサルティング代は、 非常に高く、企業にとって大きな負担になると考えられます。

勿論厳しい競争を勝ち抜いていくために、多少の費用を払ってでもコンサルタントを雇う会社も存在するかもしれませんが、私は多くの企業が、不況期などはコンサルタントの利用を控えるように感じます。この点に関して、実感などありましたらご教授ください。

講師からの回答:コンサルは、恐れるほどの激務ではない

端的に申して、”規則正しい仕事”や生活リズムを好む方はあまりコンサルは向いていないでしょう。なお、不況期であろうとリストラ案件などでコンサルプロジェクトは引き続きありますが、予算が縮まるので、売り上げが落ちるのは当然です。ただこれは、コンサルに限った話ではないでしょう。

以下、詳細を述べます。仕事の厳しさは他のコラムですでに述べましたので、端的に”それほど恐れることはない”と書いておきます。朝も実は結構遅いですし、夜も早く帰ろうと思えば帰れますし、仕事内容も面白いので、他業界で意味なし残業ひたすらやっている人に比べ、仕事内容の満足度は高いです。(もちろん激務の定義も人により相対的なので、だからこそご自身と業務内容とのフィットの高さを見定めることが大切なのですが。)

規則性に関しては、確かに9時5時ではないですが、10時から夜の9時~12時といったイメージではないでしょうか。ただ仕事の区切りや公私の時間の分け方も、結局は貴方次第です。

ちなみに仕事量の絶対量に関していえば、私は投資銀行のあとに戦略コンサルに移ったのですが、IBDに比べたら時間はかなり短いです。比較する対象のIBDが異常といえば異常なのですが。

コンサルの”激務度”は、都市伝説で恐れられているほど過酷ではない~むしろ普通の日系企業よりまとまった休みは多い

コンサルについて付け加えますと、プロジェクトの合間などは暇な時は本当に暇で、出社時間も多くの会社で10時(ないし更に遅く)出社が許されていることもあり、総じてカチカチの日本企業よりもプライベートの時間はとりやすいです。

コンサルの生活環境は、欧州オフィスを中心にさらに改善が進んでいます。最近は優秀な若手コンサルタントを採用し、リテインするために、コンサルタントのワークライフバランスも、随分よくなりました。

これはロンドンやアムステルダムなど欧州オフィスで顕著で、マッキンゼーなどで東京からロンドンに移った人は8時には誰もいない生活、そして休みが1か月以上ある生活に大喜びです。

コンサルは、好況期も不況期もなんだかんだ言って仕事がある

なお経済状況との関係に関しましては、一概にいえないのです。仰る通り、不況の時は不況の時でコストカット、リストラ、ターンアラウンドプロジェクトがありますし、今のように若手人不足の時は、実はどこのコンサルファームも業績を大いに拡大しています。

2018年までのリーマンショックからの長期景気拡大局面では確かにプロジェクトが順調に増え、多くのファームが規模の拡大に成功しました。東京ではBCGが勝ち組の中の勝ち組といえるでしょう。(ニューオータニガーデンコートを占領せんばかりの拡大スピードです。)

この間、コンサルの質も変化し、以前のような紙だけプレゼンタイプから、今や会社の中に入り込んで常駐して何か月も帰ってこない、という高級人材派遣の様相を呈しています。

コンサルの将来性:コンサルファームの看板の力より、個人にお客とプロジェクトがつく時代に?

なおコンサルの将来性に関していえば、今後会社名がそれほど重要でなくなり、看板よりも個人の信頼性、キャリア、ネットワークが重要になっていくでしょう。私の友人はスイスのベインで働いた後、御客をそのまま引き連れて独立しましたが、各国に散らばるベインの同窓生と立派にコンサルティングプロジェクトを提供しています。

現在ブロックチェーンなどで分散化が注目されていますが、仕事の在り方も会社を通じたセントラルコントロールが弱まり、様々な個人がプロジェクトベースにコンサルチームを結成して、コンサルプロジェクトを運営する機会が増えることでしょう。(もちろん、個人でも質の高いコンサルサービスを提供するためにも、トップティアファームで経験と人脈を得ることが大切なのですが。)

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