「ベイン・アンド・カンパニー出身者」がプライベートエクイティ転職でつまずく典型的な”3大NGパターン” ―― 「ベインは好きだけど、今どき“戦略立案だけ”では物足りない」という人たちへ

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MBB出身者の相談は多いが、なかでもベイン出身者の比率が異様に高い
(ちなみに、意外と多いのがアーサー・ディー・リトル出身者。おそらく急拡大の反動かもしれない。)

ベイン出身者の多くは、

  • 第一志望がベインキャピタル
  • その次にカーライル、KKRなど外資大手

というパターンが多い。

ベイン出身者にPE志望者が多い理由は?

理由は明快だ。

① クライアントが大企業中心
② コンサルでもトップ3にいた誇り
③ ベインのPEプラクティスが業界随一
④ 大手PEファンドでなければベインを使えない

この構造上、自然と接点も外資大手に集中してしまうのだ。

よくある3つのNGパターンは?

① 「やりたいディールがない」

最も致命的なパターン。
PEの面接では必ず「どんなディールをやりたい?」と聞かれる。
それなのに、「アドバイスだけでなく実行も…」など誰でも言うような抽象的回答で終わるケースが多い。

「戦略を描く」フェーズから「資本で実行する」フェーズに移る以上、自分が関わりたい事業テーマや投資仮説を持っているかが問われる。ここが曖昧なままではPEでは通用しない。

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