投資銀行やアセットマネジメント会社の面接で「そんなこと聞かれても困りますわ、、、」となるのが、「あなたならどの株を買いますか?」というストックピッチの質問。株が好きですとか言っときながら、実は少額トレーディングすらしたことがないので、何と答えていいか途方にくれますよね?以下の質問は外資金融バリュエーション研修のユーザーの方で、外資系投資銀行マーケッツ部門に内定を受けられた方からのご質問ですが、金融機関就職活動中の方にも大いにご参考頂けるので、以下にQ&Aを御紹介致します。
顧客層
外資金融を解雇されて日系に雇われても、日系証券を解雇された人を外資は雇わない!
外資系金融機関と日系金融機関を比べたがる人は非常に多い。外資系、とくに米系金融機関は、グローバル資本主義の象徴的な機関であるため、容赦なき資本の論理で経営されることになる。つまり稼げる人にはアップサイドを積んで奪い合うが、稼げない人は容赦なく解雇する。これに対し日本の金融機関は、日本のシステムがどちらかといえば社会民主主義色が強いのを反映し、アップサイドは税金と他の社員への分配で限られる反面、ダウンサイドでも山一のように潰れない限り、解雇されるリスクは極めて低い。以下に解説しよう。