総合商社のトップ企業にして、日本最高峰の好待遇と長期安定雇用を誇る三井物産。新卒重視という世間のイメージとは異なり、20代~40代から幅広く中途転職志望者を募っている。30歳での部長級の登用や、新規事業案に対する三井物産グループからの投資、手厚すぎるようにも見える産休・育児支援など、知られていない意外な「女性」「Z世代社員」向けの様々な改革策の実態に迫る。また新たに就任した堀社長は、三井物産をどのような方向に導いていこうとしているのか?社員向けのメッセージとともに解説する。
三井物産
三井物産よ、さらば~三井物産からの転職志望者が殺到する7大理由とは?
「人の三井」といわれる三井物産ですが、実はそう呼んでいるのは三井物産だけという説もチラホラ。総合商社のトップ企業の一角として伝統的に優秀なビジネスパーソンを引き付けてきましたが、それが外銀・コンサルに奪われたのち、今ではスタートアップなどにも人材流出。向上心旺盛な若手人材の流出が続いています。他方で、三井物産でのキャリアが幸せな人ももちろん存在します。その差はどこにあるのか、以下に解説します。