同じ業界でも、企業の報酬形態・人事システム・カルチャーにより、報酬は大きく変わります。例えば2022年初頭のボーナス発表を踏まえ、直近のゴールドマンサックス30手前のアソシエイトはベースとボーナスで4000万近くの報酬です。これに対し、野村証券では1000万程度です。この違いを考えましょう。
海外勤務
住友商事でスミマセン~やりたいことはないが海外勤務高収入、40以降は転職不能?
三大財閥から伊藤忠に抜かれ、今や業界4番手の地位が固定化した住友商事。しかし年功序列解雇無しの絶対安定性と、30前に1000万、40超えて2000万の日系最高水準の給与が安定的に得られます。しかしながら反面、配属リスクと意思決定ポジションに上がるまでの遅さ、社内調整の多さで、40歳を超えるとほぼ転職不可能な人材に。やりたいことが明確でスピード重視で成長したい人は、間違っても住友商事に入社してはいけません。逆に住商社員でやりたいことが見えたら、30半ば前に転職しないと、手遅れになります。
富士フィルム転職前の7大ポイント~化学メーカートップの、富士山並みに高い給与!
理系トップ学生の中で最も人気の高い企業の一つ、富士フィルム。画像処理分野での世界最高峰の技術力を他分野に転用し、写真フィルム分野の急速な消失を切り抜け、長期的に成長を果たしてきました。今ではメディカル分野での画像処理技術の転用に成功し、フットワーク軽く他分野への拡張とM&Aを繰り返すことでも知られています。しかし反面、日本の大企業特有の社内調整の多さや、希望が通らない人事、そして繰り返されるリストラに不信を抱き、転職を決意する人も。そんな富士フィルム転職の7大ポイントを解説いたします。
愉快な理想工場ソニーの不愉快な現実~優秀な若手ほど、コンサルなどにスグ転職!?
まじめな技術者の技術力で、自由闊達で愉快な理想工場をつくる―聞いているだけでワクワクするソニー創業者のビジョンですが、90年代の総花経営から黒字回復したとはいえ、横行するリストラや賃下げ、事業売却で一時の輝きを失っているとの批判もチラホラ。優秀な若手に様々なチャンスを与える半面、出世が遅くマネジメントに入れるのは40代下手したら後半で、野心的な若手の流出が続く事態に繋がっています。そんなソニーでのキャリアが向いている人、いない人のポイントを以下に論じます。
33歳でのコンサル転職の是非と、海外オフィス勤務への必要条件とは?
戦略コンサルも投資銀行同様、アジアヘッドクォーターは香港・シンガポールに移り、東京オフィスは辺境化しているのでしょうか?日本語を母国語としながらも、アジアオフィスに直接応募して採用されるには、どうしたらいいのでしょうか?コンサルとしては高齢スタートとなる30前半でのコンサル転職の是非と、海外オフィス勤務の可能性に関するご質問にお答えいたします。
コンサル転職か、MBA留学か?~20代後半~30代前半の転職 OR 留学問題!
戦略コンサルか、MBAか、悩まれていませんか?よくあるのが、20代後半でコンサルを挟んでMBA出願したいというもの。しかし中途半端なコンサルキャリアでは、マッキンゼー、ベイン、BCGで順調に昇進し、会社スポンサーを受けて出願してくるコンサルライバルに比べ、出願パッケージが不利になりがちです。また海外トップMBAは、若いうちに行った方がメリットが大きいのです。コンサル転職かMBA出願か、どちらがよりキャリアの目的にあった選択肢になりえるか、お答えします。
海外勤務を可能にする3大パターンとは?~「MBA後、海外勤務をするには?」
「海外に住みたいから御社を志望する」という人は、実は結構います。希望先の海外勤務を実現するパターンとして、多国籍企業への勤務、日系企業の海外勤務、海外での起業が挙げられます。コンサルファームに入るときは、グローバルファームでも意外とドメスティックな企業相手のプロジェクトが多いことに、気を付けましょう。