ファーストキャリアの就活軸選定と適性検討、「思考の型」への影響を考えよう
京都大学大学院 経営管理教育部Kさんより質問
私は現在、大学院で経営・ファイナンスを学んでおり、将来的には、企業の創再生などに関わる仕事をしたいと考えています。
その踏み台として、市場や企業の動向を分析するアナリストという職種に興味があり、それを軸として就職を考えています。
考えられる業界としては、コンサルティング、総合金融の企業調査部、シンクタンクなど多岐にわたっているため、一つの業界に的を絞って就職活動を行うのが難しいことが自分の問題点であると認識しています。
とりわけコンサルと金融では、両業界の性格が全く正反対であるため、入社する業界によって、自分の思考の型が形成されるのは必然と言えます。
企業説明会や、インターンの面接などを通して、両業界の社員や雰囲気の違いなどは実感できたものの、自分がどちらに適性があるのかわからないままです。
この進路形成をどのようにご覧になりましたでしょうか。経験や情報の少なさから、現在といたしましては上記の進路しか考えることができない現状で、自分の業界研究の甘さを反省しています。
進路に関して他にも代替案が存在するのであれば、それを教えていただければと存じます。