日本プライベートエクイティ業界で活躍する人の3大条件
日本のプライベートエクイティ業界で活躍する人の条件を書きます。
まず第一に、ディールを引っ張ってこれる人です。日本のPE案件はスモールキャップ、ミッドキャップが多く、中小企業のオーナー社長を口説いて”わが子のようなこの会社、お前に任せる!”と思ってもらえる人でないと、案件を取ってこれません。つまるところ、単に賢いだけでなく、可愛げがありつつ信頼感のある、親しみやすい人であることが重要です。
次に、資金調達をできる人です。むしろこれが一番大切なのですが、資金調達をするには良い投資をできている必要があるので、一つ目の”ディールを引っ張ってこれる”ということと両輪といえるでしょう。
なお日本のプライベートエクイティファンドへの投資家は、2020年代初頭にかけて、都銀、地銀など銀行が増えたため、銀行とのお付き合いのマナーを心得ており、かつ人脈が豊富な方が活躍します。ないし、ファンドのリターンと外国人機関投資家とのお付き合いに自信がある場合は、欧米の年金基金やファミリーオフィス、...