令和時代に最もヤバい危険キャリアは、銀行!?~銀行から転職すべき7大理由とは?

令和時代に最もヤバい危険キャリアは、銀行!?~銀行から転職すべき7大理由とは?

銀行でのキャリアは、ビジネスモデルの構造的な問題、人材の質の劣化、ベンチャーや他業種との競争、AIによる代替、そして継続するマイナス金利など、非常に数多くの問題にさらされています。企業年金受給としがみつき&逃げ切りモデルが見える年齢でなければ、20代、30代前半のバンカーが転職せずにそのまま居続けるキャリアは、大変リスキーなものになっています。

若手が銀行に入るのはもちろん、居座るのも危険な7大理由

銀行といえば長らく高学歴な人々にとって、人気職種の常連でした。しかしそれが2020年代、今更入るのが最も危険な不人気職種に転落しています。

40代後半で年金受給が見えてきた世代が逃げ切りを図るのならまだしも、30代前半までの若手バンカーにとって、沈む船からの脱出競争が現在起こっています。

それでは以下で、メガだろうと地銀だろうと、「転職可能なうちに銀行を脱出すべき7大ポイント」を以下に解説します。

1.ビジネスモデルの崩壊

ご存知のよう、低金利、マイナス金利が続き、またコーポレートに現金が潤沢で、銀行の「存在意義」自体が問われる局面になっています。

資金が必要な企業に対しては無担保でリスクがとれないので貸し出せず、バランスシートが盤石で資金需要のない会社に、頼み込んでただただ利率を下げて借りてもらう実態に、嫌気がさす人が続出しています。

また顧客自体が現金を豊富に持っているところに設備投資需要が減っていることから、構造的に銀行業務の本業が成り立たなくなってきています。

2.意義に乏しい、非効率な仕事の数々

銀行が新たに活路を見出したのは、金融商品や保険商品の販売による手数料ビジネスでした。これは金融で事業を支えて応援するという、銀行の本分とかけ離れた事業です。

多方面にばらまいたフィンテックへの投資はお勉強用程度で、銀行の本業のやり方を変革するまでには至っていません。

また社員の高齢化からか新技術についていけず、クラウド全盛時代にいまさらレガシーシステムに投資したり、大量のペーパーワークの電子化が遅れています。

海外の銀行が電子サインで全て携帯で完了するなか、日本の銀行は今どきハンコをつきまくっていたりと、銀行の非効率性自体が、顧客企業のオペレーションの足かせとなっています。

3・会社にしがみつくモデルも崩壊~30代なら迷わず転職?

もともとリスク選好性の低い、安定志向の人が入社するのが銀行の特徴です。しかしながら今や、その長期安定性も危うくなりました。

以前は退屈な仕事で厳しいノルマをこなしていても、従来は30で1000万、20年そこそこ勤務すれば手厚い企業年金が得られ、50代で出向、55で給料が6割くらいに減らされても、大量に発生する窓際族として長らく会社にしがみつくことが可能でした。

しかしながら2020年代の今、企業年金の現状水準の維持は難しく、本業もスタートアップや他業種に次々と蚕食され、銀行員にもリストラの嵐が吹き荒れています。

”産業界のティラノサウルス”が迅速に変化するのに期待するより、自分自身が変わって新天地を求める方が成功率が高いと悟った、若手バンカーの銀行退職が加速しています。

4.不毛な社内政治と権力争い

ミレニアル世代が求めるフラットカルチャー、多様性の尊重、脱パワハラに最も遠い業種の一つが、銀行です。

今どき入行年次で上下関係が決まり、銀行の型に社員を当てはめて評価する、銀行の「変われない昭和カルチャー」です。

社内政治もしばしば深刻です。複数の銀行が合併して生まれた銀行も多く、そのような銀行ではシステム統合、支店統合、チーム統合が進まず、派閥同士で不毛な政治闘争を繰り広げています。

5・市場価値はつかず、社内プロセス専門家に

巨大組織は完全に縦割りで細分化されており、市場価値がある専門性のつく仕事は、ごく一部に限られています。

中には確かに、法人ローン貸し出しからLBOローン担当になり、ニューヨーク勤務を経たのちにPEファンドに転向というキャリアもごく一部の優秀かつ幸運な人には開けることもあります。

しかし大多数の人は、今どき様々な仕事をローテーションで回され専門性がつかず、ハンコだらけの社内プロセスに忙殺され、見事に「会社を一歩出たら何もできない会社人間」に転落してしまうリスクがあります。

6.若返りを図るべきなのに、高齢化を選択

AI革命に代表される「インダストリー4・0」の影響を最も受ける銀行が、皮肉なことに「会社の若返り」に、最も失敗しました。

逆に多くの銀行は若手社員の入社を絞り、働かない高齢社員に手厚い給料を払い続けています。

銀行では高齢者が減少する若者に乗りかかるという、マクロ経済の問題点の縮図のようなことが銀行で起こっています。

そして「働かないおじさんが高給をもらっている」ことへの強い反発が、若手バンカーの離脱に繋がっています。

7.社員レベルの劣化

優秀な人材は、成長していてインパクトが大きく、社会的ニーズの高い産業に流れるものです。

高度成長期には最も優秀な人材が興銀に入りましたが、バブル崩壊の時から安定志向のセカンドティアの学生が大挙して押し寄せるようになりました。

いまではコンサルや外銀、商社に入れなかった人の滑り止め(しかも蹴られることが多い)に成り下がってきました。

勿論中には優秀な人材もいますし、銀行での仕事にやりがいを感じている人もいます。

しかし同じ銀行でも支店や部署、直属の上司でカルチャーが大きく異なるため、全体的には若手バンカーにとって銀行に居座るリスクは、これまでになく高まっています。

銀行でのキャリアにやりがいと将来性を感じられない人は、まだ新しいスキル吸収力の高い20代、30代前半のうちに、(よほど銀行業務が性に合っていない限り)長期的キャリアを再考する必要があります。

さもなければ、本来優秀であったはずのあなたが、見事な「使えないオジサンバンカー」として10年後、「働かないオジサン」として会社で新聞を読むかネットサーフィンだけしながら、毎日5時になるのを今か今かと、待ち焦がれる日々を過ごすことになるでしょう。

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