プライベートエクイティ投資委員会で「赤っ恥をかく人」と「尊敬をされるひと」の差を徹底検証
見事にプライベートエクイティ転職を果たした人は、その出張の多さに驚くかもしれない。所属が投資チームであれば、案件ソーシングや度重なる交渉、そして投資先モニタリングで投資先や投資先の所有する海外工場などに出向かねばならないし、IRチームは、LP投資家対応や会合で、いろいろ海外出張が多い。
加えて、パートナーたちは3週間などと休暇で日本からいなくなるひともいたりする。その休暇と本人の出張が連なれば、時には2ヶ月以上ろくにオフィスで顔を見ないこともありえるのだ。
そんな中、社内一同が最も顔を合わせる可能性が高いのが投資委員会(Investment Committee; IC)である。ICというものは、投資判断をするとき、モニタリング状況の報告を受けるとき、Exit判断をするとき、そして新規案件ソーシングの状況報告を受けるとき、などに逐一開催される。末端アソシエイトから創業パートナーまで勢ぞろいする場が、このICといえよう。そしてこの場こそ、...