講師Q&A 「ケース面接練習のポイント」

講師Q&A 「ケース面接練習のポイント」

友人同士でケース面接する場合、どうしても教科書的なマニュアルになりがちである。また、志望動機においても差をつけるためにその原体験を具体的に述べることが望ましい。 そして、将来の起業に備えクライアントとの信頼関係を築くことが大切である。

早稲田大学 Tさんより質問

ケース問題を友人同士で練習する場合に気をつけるポイントについてお伺いしたいです。
よく言われる、新卒でコンサルに入社し数年経験を積んでいざ起業をした時に、自ら生み出す事をしてこなかったコンサルタントは事業を実際に自分でやる時に苦労する、という事があると思いますが、今から新卒でコンサルに入社し、将来起業を志す場合、仕事に取り組む上でのポイント、注意点などお伺いしたいで す。

現在の日本経済、世界全体の経済不況を考えた時、やはり真っ先にクライアントがカットするであろうコストはコンサルタントフィー、広告料などの間接的なものだと思われます。
このような状況を考えた時に、この経済不況の煽りを受けるのは他業界よりも何よりコンサル業界なのではないかという思いがあります。

そんな中であえてコンサルタントを志望する理由(志望動機にプラスするもの)として「こんな経済状況にさらされている、大きな問題を抱えているからこそ、この状況を変えるべくクライアントの問題解決をしてきたい」というような答えしか用意できずにいます。
実際にそう思っているのが事実なのですが、この理由 では他の学生との差別化が謀れないと思っています。
この現在の経済大恐慌の中であえてコンサルを志望するアピール力のある理由、今の経済状況におけるコン サルのあるべき姿などの話も踏まえてお聞きできればと思っております。

講師による回答

複数の御質問を頂きましたので、分けて答えさせていただきます。

友人同士でのケース面接練習の注意点

ケース面接を友人同士でする際、どうしても限界があるのは、いくら賢くても学生さんの視点と実際に面接をするコンサルタントの視点は違うという事です。
学生さんはどうしても受験カルチャーの影響か、”命題を定義すべき””MECEになってるか?”など、教科書的なマニュアルに沿って互いを採点しがちです。

しかし実際は面接官によっても、場の空気によっても、お題に関して一般的な人が答えられるレベル感に関しても対応は異なります。
マッキンゼーのパートナーの中でもケース面接をしない人もいますし、受かった内定者の中にも”ケース面接が苦手で、何故受かったかわからない”という人もいます。

この視点や感覚の違いは実際のコンサル経験からくるものなのでいかんとも説明しがたいのですが、総じて”貴方の友人が言う事も、一つの参考程度に捉えておくこと”を忘れてはなりません。
逆に様々な人からの意見を反映させようと、文脈や空気の流れを無視して”さて、ここでどの解決策が一番有効か、数量的に把握しませんか?”とか突然言ってしまうのが最大のリスクかもしれません。

コンサルからの起業におけるポイント

さて、起業をする上で苦労するのはコンサル上がりに限らず、事業会社出身者でもベンチャー出身者でも当然苦労します。
コンサルタントとしてのスキルは企業経営のスキル(産業や分野、規模にもよりますが)と異なる点も多いのです。
なにより、”ぶつぶつフレームワークとか分析の軸とか200ページのレポートつくる前に、とにかくお客さんに会ってハートをつかんでこい!”という点がすぐに思いつく違いの一つです。

よってコンサルで仕事に取り組む際は、クライアントが将来独立した時のお客さんになってくれるように直接的な人間関係を築けるよう信頼を勝ち取ることが重要ですし、ファームを離れた後も個人として相手にしてもらえるよう、社内での名声を高めることも大切です。

プロジェクトに関してはできれば営業系や、現場に送ってもらってクライアント先の名刺を貰って一緒に現場でオペレーションをする、系のプロジェクトに入れてもらえれば、相当起業に役立つことでしょう。
当然組織改革系や人事制度、報酬制度設計系のケースもあなたのマネジメント能力を高めてくれます。

差がつく志望動機

最後に貴方の思慮深いコンサル志望動機について回答させていただきます。
同じような志望動機を皆が言ってくる中で差がつけるには、志望動機の原体験(こんな体験をしたから、コンサルを目指している)やそれにまつわる具体的なリーダーシップ、チームワーク、そこからの教訓の質と納得感の高い具体性がものを言います。

なお、経済恐慌の中でのコンサルと言う意味では、困っているからこそ経営インフラがより必要だという点は挙げられると思います。
既にバランスシートやヘッドカウントのコストカットは随分進展していますが、10年後のビジョンや事業の取捨選択、新規サービスの立案など戦略的意思決定の正しさの積み重ねがまさしく国の命運を左右する時代です。

国債も積み上がり、原材料も高騰し、アジアのライバルに次々と追いつき、追い抜かれる今だからこそ、そして政府があてにならないからこそ、企業がよりしっかりとした戦略的意思決定をするのをアシストしたい、というのは時流にそった御考えだと思います。

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