東大医学部からコンサル志望が実は多い!「学部卒でコンサルか、大学院進学か?」

東大医学部からコンサル志望が実は多い!「学部卒でコンサルか、大学院進学か?」

大学院に進み、専門性を身につけた上で、戦略コンサルファームに入り、活躍されたいと思う方は多いです。Strong Careerに寄せられた東京大学 医学部の方からのご質問と講師からの回答をご紹介します。

東京大学 医学部 Kさんより質問

私は現在学部3年生で大学院に進みある程度汎用性のある専門性を身につけた上で戦略コンサルファームに入るか学部卒で入るか悩んでいます。

現在大学において専門性の高い知識を学ぶ段階ではないため、専門と言える分野がないという点で学びが足りないのではと考えています。

戦略コンサルに進むのであれば早いほうが良いという方もいらっしゃいますが、実際は少数派である理系の学部新卒で入社された方は、どのようなご感想をお持ちですか?

講師からの返答

当セミナーは東大医学部の人も数多く参加してくれているが、根が真面目だからか、心配しても仕方ないことを心配する人も多い。大学や大学院で学ぶ専門性に、雇う側はほぼ期待していない。特に日本の大学だと、”セレクション”効果が最大の役割となっており、東大医学部は当然、ビジネスに関係なくともコンサルだろうが金融だろうが、有利となる。(中には、学歴なんて関係ない、を信条にする人もいるにはいるのだが)なお、戦略コンサルに入るのが21歳だろうと25歳だろうと、長いキャリアを考えれば大した差にならない。(30手前くらいまでは、MBA卒を含め、コンサル未経験者でもバックグラウンド次第でとくに不利なく活躍できるのである)なお、理系の人はもはや少数ではないくらいたくさんいるが、学部卒や院卒でその後のコンサルキャリアでのパフォーマンスに差はないと伝えておこう。

医療分野を専門分野にしたいのか、そうでないかで答えは変わる

さて、回答は、貴方のビジョン及び志望動機の確かさ次第だ。特に医療やファーマに特化しない、ジェネラルな戦略コンサルを目指すなら、院まで行かなくても特に不利にならないだろう。

率直に言って、コンサルに入って医療系のケースばかりにアサインされることはまずない。
そして医療系研究開発プロジェクトや医療ベンチャーへの投資ファンドなど特定の業種に進まない限り、あなたが院やドクターで学ぶ専門性は特に威力を発揮しない。

実際私のコンサル時代の友人で東大○学部の博士から米系戦略コンサルに移った人がいたが、2年程度でバイオベンチャーへ投資する医療ファンドに活路を移している。

せっかく研究分野を極めたのに、特に専門的なバックグラウンドが通常の外資コンサルファームでは活かしきれなかったから、というのが理由である。(彼はドクターも含め9年も大学にいたので、医療に関するサンクコストがさぞかし悔しかったことであろう。)

キャリアの先は長いのだから、”たかだか数年でも早く入る”と焦る必要はない(よっぽど大学の授業で時間を無駄にするのが馬鹿らしいくらい、すぐに何がなんでも手にしたい商機があるのでもない限り)

しかしながら、もし貴方が高々二年間を“時間的コストとして”焦っているのならば、長い人生を考えた時、将来考えが変わるリスクも充分考慮すべしと言っておこう。

中にはせっかく東大医学部入ったのに、4年目で中退して某米系投資銀行に進んだ、当セミナー参加者もいるが、いくらなんでもあれはもったいなかったのではなかろうか。

確かにビルゲイツといいイーロンマスクといい、いい大学にはいったのに途中で辞めてしまう大物はいるが、日本国内だと”卒業してなくても、入ったことが重要”であるのは確かだが、グローバルに出ていくと、一部の成功者以外は”優秀な成績で卒業した”ことがモノをいう世界なのだ。

医学部の大学院やPHDから、コンサル・金融に転身する人も実は結構いる

確かに医学部はキャリアコースが極めて同質的で、自分の医療を離れてコンサルという進路がさぞかし不安なのはわかる。 しかし、そもそも医学を志して医学部に入ったわけではなく、親が医者だから、とか成績が良かったから、などの受け身の理由で医学部に入り、途中で本当にやりたいことが見えてきて医療の道から進路を帰る人も結構増えている。

アメリカの某有名大学医学部から米系コンサルの東京オフィスに入った女性がいるが、彼女もまた、院まで進学してからコンサルに入っている。 

京大医学部からゴールドマンに入った友人もいれば、既に研修医になったのに外資金融のトレーダーになった人もいる。そう焦って学部からコンサルを目指す必要もないとお伝えしておきたい。

PS
ちなみに また本日も偶然、慶応の医学部の院を終え、コンサルを目指したいという人のキャリア相談を受けたばかりである。
医者の世界を飛び出して突如外資コンサル/外資金融を目指す人はかなり増えているので、あまり数奇なキャリア転換だと思わず頑張って欲しい。

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